2018年08月09日
夏とポップソングの関係性

夏をテーマにしたポップソングはたくさんあるよね~。
数えきれない。
海、砂浜、渚、波、湘南、サーフィン、潮の香・・・おっと、わすれちゃいけない、恋・・・・そんな、歌詞がふんだんにちりばめられた歌の数々。
夏に関する曲が多く存在するのは、J-POP独特なのかもしれない。
日本って、四季がはっきりしているでしょ。
ようは、風情が明確っていうか、例えば12月にはクリスマス、3月には卒業、4月には桜、みたいに。
「・・・そうそう、わかるわかる、この感じ・・」っていう、日本人が共感できる、季節感に対して、アーティストは楽曲を提供してきたわけだ。
そして、夏は、1年の中のメインなんだろうなって気がする。
「夏は1年の主役です」
その昔、初夏のころ、「今年の夏は、何がおこるのだろうか?」と、思い、7月8月に過渡期を迎え、9月に「終わったっな夏・・」などと感傷に浸り、その時々に応じて、素敵な楽曲が存在し、大人たちは(30歳以上なか?)その曲を耳にする度、青春を思い出す。
「・・・あの時、こうだったよな~・・・」なんてね。
それほど、J-POPと、夏の関係性は深い。
そして、素敵な歌が、たくさんある。
「あの夏の花火」(ドリカム)、「夏の日の1993」((class),「何も言えなくて夏)「ジェーウォーク)、「サマータイムブルース」(渡辺美里)、などなど。
「夏の扉」「小麦色のマーメイド」「裸足の季節」など、松田聖子さんは、夏に関する楽曲が多い。
昭和の時代には、ワイルドワンズが「思い出の渚」をヒットさせたし、キョンキョンは「渚のはいから人魚」で、ズキドキ、だったし。
そうそう、チューブなんて、夏でめしくってたよね・・・。
彼らの、夏以外の曲が思い浮かばないくらい・・・「湘南マイラブ」とか・・・。
夏の終わりには、「夏の終わりのハーモニー」(陽水&玉置)だったり、「夏のクラクション」(稲垣潤一)だったり・・・。
どの曲も、いい曲だよな~。
個人的には、サザンの「真夏の果実」かな?

「四六時中も好きっと言って~夢の中へ連れていって~・・」いい歌やね・・・・。
しかししかし・・・・2000年代の頃から、熱波がやってきた。
夏が熱すぎる・・・・。
とうとう今年、40度超え。
いくらなんでも、限度を超えている。
「夏は、暑いけど、素敵な季節」から、「生命の危険があるため、外出は控えるように」と、生活フレーズが変わってきている。
これは、まずい。
このままだと、アーティストは、「夏に恋する歌」を、書けなくなる。
このままだと夏の歌は、「エアコンに恋して」とか、「40度超えのかき氷」とか、「ボンネットの上の目玉焼き」とか、コミックソングになりかねない。
俺たちみたいに、80年代を知っている世代にとっては、「あの夏」は、思い出でしか無くなる。
う~ん、なんとかならないか?
科学の力とかで・・・・。
高山は、雪はしゃーない、腹くくるにしても、夏は都会より涼しくてOKよって感じだったじゃない?昔さ。
夏が、こんなに熱かったら、高山いいとこないじゃんね・・・。
まあ、無駄な外出は避けて、エアコンの下、サザンの「真夏の果実」を聞くのが、夏の過ごしかた・・・ってことなのかな?
夏が気温が下がり、素敵な季節になることを、説に願っています。
成原。
Posted by LOSSTA at 10:43│Comments(0)
│成原