2024年01月24日
Rock'nRollに魅せられて
もう何年になるのだろうか？
最初はビートルズが、ガツーンと、衝撃をくれて・・・・。
それから、ビートルズばかり聴いてて・・・・。
友達とレコードの貸し借りをして、ストーンズ、ツェッペリン、パープル、などに感銘をうけ、ニューウエーブやパンクに衝撃を受け、
そんな外国のバンドばかりだった印象があるけど、ある日、不良のお兄さんの部屋に行ったら、『キャロル』が流れていた。
『・・・お前ら、キャロル聴け！日本人だろうがよ・・・』
なんか説得力があったな・・・・。
丸坊主の中学生にとっては、不良のお兄さんは魅力的だった。
『・・・お前ら、タンベ（たばこ）吸うか？・・・』
『・・・お前らシンナーはやめとけよ、いかれちまうからよ…』
『・・・お前ら、なおん（女）とやったら、やり逃げしろ、しつこくされるとうぜーからな・・・』
『・・・お前ら、街でからまれたら、やーさん（やくざ）紹介してやるからよ‥‥』
などなど、半分はハッタリだろうけど、なんせこっちは中学生だから、『はい、お願いします』なんて、頭さげったけな？
７０年代の不良は、魅力的だった・・・・。
で、お兄さんから、借りてきたレコードは、『キャロルラストライブ』
ロックンロールが、ギュっと詰まったアルバム。
ファンキーモンキーベイビーから始まり、時には激しく、時にはメロディアスな・・・・いや、そん時は、メロディアスなんて表現は知らなかったっけ？
とにかく、キャロルの音に、圧倒されていた。
魅せられていた。
そんな時、初めて、親父のエコーっていうタバコ、1本パックって、吸ってみたけど、とても吸えたもんじゃない。
なんて、まずいんだ！
不良のお兄さんみたいにはなれない・・・・って、思ったっけ？
少し大きくなって、不良のお兄さんにドライブに誘われた。
マツダのコスモって車だと思ったけど、助手席には、お兄さんの彼女が乗り込む。
彼女は俺に、『・・・あんたまだガキじゃない・・・』と言った。
そして、俺におかまいなしで、キスとかおさわりとかしだした。
刺激的だよな・・・。
そして車内には、『ロックンロール』が大音量で流れている。
それを聞きながら、俺は静かにしている。
そう、こおゆうときは余計なことを言っちゃいけない。
存在は消しておこう。
車は公園の駐車場で止まった。
『・・・悪いな、帰ってくれ・・・』と、お兄さんは言った。
『・・・はい、ありがとうございました‥』と、俺は車を降りた。
振り返ると、車は、揺れていた・・・。
ティーンエイジロックンロール・・・。
まあ、話はむちゃくちゃそれましたが、2月4日日曜日に、キャロルカバーのCAMELをやります。
いま、練習しています。
いまだに、Rock'nRollに魅せられています。
いつまで続くのでしょうか？
バンドやってるときは、幸せです。
よろしかったら、お越しください。
不良のお兄さんも、その彼女だった人も、ライブ来ないかな？なんて思います。
もう、おじいちゃんとおばあちゃんになってるよね・・・・。
不良のお兄さんは・・・・やり逃げしたのだろうか？ふと、考えます・・・・。
なぜか、わしみりゅうじくん見学に来ました。
メンバーのふりしての写真
成原
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Posted by LOSSTA at 12:03│Comments(0)
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