2019年12月05日

ダブルファンタジー

ダブルファンタジー
小雪舞う12月の初頭。
この時期になると、ジョンレノンについて、いろいろと、物思いにふけってしまう・・。
もう、ずいぶん昔のことなのに・・・。
いったいいつまで、『ジョン』のことを考えるのだろうか?
当時の大人たちは、『・・・そんなことは、5年も経てば、忘れる。そう言えば、そんなこともあった・・・と。大人になれば、忘れてしまう。そおゆうことが、成長するってことだ・・・』と。
『・・・バンドみたいな、何もならないことはやめて、将来のことを考えろ…』と。
『・・・若い頃の熱は、後になって、恥ずかしいと思うものだ・・・』と。
18歳の俺は、もちろん反発し、時には中指を立て、『・・・そうは思わない・・・』と言い、部屋にこもり、ジョンレノンの歌声に、聴き入ったものだった。
あれから39年。
39年か・・・。
いまだに、『イマジン』は新鮮であり、『ノルウエーの森』は切ない。
色褪せない。
懐かしの歌ではない。
時代は流れ、様々な音楽が溢れかえる現代おいて、ジョンが残した曲は、『帰るべき場所』のような気がする。
あくまで、個人的にだけど・・・。



1980年12月、ジョンレノンの新しいアルバムが発売された。
『ダブルファンタジー』
5年間、音楽活動をやめていたジョンが、『・・・もう一度、やるよ、音楽を・・・』という、メッセージが盛り込まれたアルバムだ。
1曲目の『スターティングオーバー』、なんて素敵な曲なんだろう!
落ち着いた、大人のビート感。
50年代風な香り。
『僕らのジョンが帰ってきた!やったー!』って、思った。
『これから、たくさん、曲を作るんだろうな、そして日本公演があったりして…』
『・・・ビートルズ再結成!なんてことにはならないかな?‥』
と、そんなことを考え・・・。
2曲目のヨーコさんの、『キスキスキス』で、ぶっ飛び、頭を抱えて、『・・・正直、ヨーコさんいらね~…』と、当時、真剣に思い・・・。
何はともあれ、ジョンが音楽に戻ってきたことを、喜ばしく思ったものだ。


12月8日まではね・・・。


12月8日、日本時間の12月9日、ジョンが撃たれるまではね・・・・。


結局、ダブルファンタジーが最後のアルバムとなってしまった。
再スタートのアルバムだったのに、ラストアルバムになってしまった。


この文章を書きながら、『マザー』が『ラブ』が『ウーマン』が『クリーンアップタイム』が・・・・、流れている。
ジョンの声はいいね~。



ジョンが死んだ歳を、はるかに超えても、あの頃(1980年12月8日)のことは、覚えている。


曲は、『オーマイラブ』になりました。
ギターが・・・・切ない。切なすぎる。


今日、仕事辞めようかな・・・・なんて、思ってます・・・・・。




ダブルファンタジー


ダブルファンタジー



成原。




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Posted by LOSSTA at 11:51│Comments(0)
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