シーナ&ロケット

LOSSTA

2018年03月13日 10:48


11日日曜日、シーナ&ロケットライブに行ってきました。
場所はBirth。
ギターボーカルの鮎川誠さん、なんと、もうじき70歳とのことですが・・・・見えない!
若い。
かこいい。
ロックンローラー。
やっぱり、ロックンロールには、若さを保つ、『何か』があるんでしょうね。
『・・・70になるけど、70歳じゃなくて、セブンティーンね。ロックンロールに胸を熱くした17歳を、もう一回やるけんね!・・・』と、MCで言っていました。
なんて、すばらしい発想なんだろう。




ただ、ちょっと悲しいのは、奥さんでボーカルだった、シーナさんが、死んじゃったこと。
『・・・生きとるもんだけで、ロックして楽しまな、悲しんどったら、シーナが、あんたら何やっとるのよ!って、怒るよ・・・』と、言っていました。
立派です。
立派すぎます。
俺も、同感です。

ただ、悲しみを拭い去るために、鮎川さんは、人知れず多くの涙を流し、しょっぱい酒を飲み、地べたはいずり回り、乗り越えてきたんだろうな?なんて、思うと、ちょい、胸が熱くなります。
男すよ、鮎川さん・・・。



でも、よくを言えば、シーナを見たかった。


初めて、シーナ&ロケットを知ったのは、友達から借りたレコード『真空パック』だった。
それは、あまりピンとこなかったけど、テレビで、動く彼らを見たとき、シーナの『いい女さ』と、鮎川さんの『バタくささ』に、こんなバンドが日本にもいたんだ・・・・って、思いました。
シーナさんは、いい女でした。
賛否両論あると思うけど、俺は、むちゃくちゃ好みでした。
絶対、あんな、女の人、まわりにいなかったもん。
と、そんなことを、思い出します。




アンコールで、ストーンズの『サディスファクション』のイントロが流れたとき、背中に電流が走りました。
年がいもなく、騒いじゃいました・・・・。
いかんいかん、年がいもなく、なんて、言っちゃ、彼らに失礼だよね。
ロックに年は関係ねえーんだってことで、生きていこう。


そう、思いました。










成原


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