夏といえばサザンなのか・・・。
1978年、ザベストテンに、サザンオールスターズが登場した。
曲は『勝手にシンドバット』
インパクトは絶大。
お茶の間では、『?なんじゃこら?』って感じ。
いい曲、とか、かっこいい、とか、バンドサウンドだ、とか、そんな風には思えなかった。
だいたい、曲名からして、沢田研二の『勝手にしやがれ』と、ピンクレディーの『渚のシンドバット』の、たして2で割ったような、名前。
16歳だった俺は、『きっとこの人たちは、ドリフターズみたいな、お笑い方面に行くんだろうな・・・』なんて、思ってた。
同じ頃、出てきた、『世良公則&ツイスト』は、かっこよくて、ロックで、『ゴダイゴ』は、すごくいい曲をやってたし・・・。
サザンは、『すぐ売れなくなるだろうな‥』なんて、子供心に思った。
俺は、ほんとに見抜けない男、というか、あさはか、というか・・・。
『いとしのエリー』の、メロディーや歌詞が流れた時は、心にジーンときて、『なんて、素敵な才能なんだ‥』と、手のひらをかえした。
『笑ってもっとベイビー~無邪気にオウマイマイ・・・』
いい曲なね~。
部屋で一人で聴いて、ジーンとしたのを覚えてる・・・。
80年代にはいると、サザンはトップだったよね。
出すアルバムは、みんな魅力的で、ちりばめられた『バラード』は、桑田さんじゃないと書けない曲、まさに、メロディーメーカーだったよね。
90年初頭かな?
なぜか、桑田さん、映画を作ったのよね。
『稲村ジェーン』
一応、サーフィンの映画ってことだけど、サーフィンのシーンってあったっけ?
映画『ビックウエンズデー』のように、がっつりサーフィンじゃない。
俺も、記憶がだいぶ薄れているんで、確かなことは言えないけど・・・・。
ただ、この映画って、見終わったときに、何かがひっかかるっていうか、すごくおもしろかったっていうんじゃなく、わあ~感動したっていうんじゃなく、なんて言うんだろうな?
うまく言えない。
でも、もう一度見たい。
レンタルもされてないし、アマプラ系でもない。
でも、もう一度、チャンスがあれば、見てみたいな~。
曲かな?
そうそう、シーンシーンが、サザンの曲のプロモーションヴィデオだったのか?
うん、『真夏の果実』
この曲は、いいよね~。
夏の終わりを感じさせる、ピアノイントロ。
『四六時中も好きと言って、夢の中に連れて行って・・・・』なんて、サビフレーズ、最高だよね。
サザンの中じゃ、NO1かな。
とまあ、サザンについていろいろ書きましたが、やっぱり夏と言えば、サザンなのかな?
俺ももちろん、いろんな特に男子諸君は、夏と言っても、特に何も起こらず、『あ~あ』ってため息をつく。
で、サザンの曲をたくさん聴き、何もない現実を、ごまかしてきたのかな?
なんて、思います。
いまだに、第一線で、曲を生み出し、多くの人を幸せにする、桑田さんとメンバーに感謝です・・・・・。
成原